ホワイトニング
美しい口元を彩るホワイトニング
白かった歯は年齢を重ねるにつれてだんだん黄色くなっていきます。
それは自然なことではありますが、もし白い歯を維持できたとすればとても若々しく見えます。
ホワイトニングをおすすめするのは見た目だけの問題ではありません。
ホワイトニングの効果
① ホワイトニングには歯周病予防の効果があります。
後述するホームホワイトニングに使用する薬剤はもともと海外で歯周病原菌を殺菌するために使用されていました。
歯周病を予防するために使用していたところ偶然にも歯を白くする作用があることがわかったために、その後から歯を白くする目的で使用されるようになったのです。
② ホワイトニングには虫歯予防の効果があることも明らかになってきました。
誤解されている人が多いのですが、ホワイトニングは「歯を溶かして白くする」や「表面を傷だらけにして白っぽくみせている」という話を聞くことがあります。
ホワイトニングが普及し始めた15年ほど前にそのようなイメージが広まってしまったようです。
ホワイトニングの薬剤にはさまざまな種類があり、なかには酸性の強いものもあります。
その酸性の強い薬剤を使用した場合、たしかにホワイトニングの本来の効果とは別に歯の表面が白っぽく濁ること(脱灰)があるのですが、唾液に触れると速やかに再石灰化が起こり白っぽい濁りはなくなるのです。
最近では酸性の強い薬剤はあまり使われなくなっただけでなく、ホワイトニング後にフッ素を塗ると通常よりもフッ素を取り込みやすくなることが研究により明らかになってきました。
またフッ素を塗らなくても唾液の作用でホワイトニング前よりも歯の表面が酸に強くなることも分かってきました。
ホームホワイトニング
ご自宅で好きな時にゆっくりと時間をかけて白くしてゆく方法です。
まず歯型のトレー(マウスピース)を作成し、次回来院時にお渡しいたします。
そのなかにホワイトニングの薬剤を入れお口に装着していただきます。
1日1時間から2時間ほど、1週間から2週間かけて白くしてゆきます。
時間はかかりますが知覚過敏の症状が出にくいことが利点です。
当院では厚生労働省に認可された安全性の高い薬剤を使用しています。
オフィスホワイトニング
歯科医院で白くする方法です。
歯の表面に高濃度の薬剤を塗ったあと青い光を当てることで歯を急速に白くします。1回1時間ほどかかります。
短時間で白くなりますがホームホワイトニングにくらべて知覚過敏の症状が出やすくなります。
当院ではホワイトニング先進国のアメリカでNo.1の実績のあるビヨンドポーラスを採用しています。
ホワイトニングの副作用には知覚過敏があります。
ホワイトニングの薬剤の刺激により知覚過敏の症状が出ることがよくあります。
通常は1~2日で消える一時的な症状ですが、なかにはその症状のためにホワイトニングを断念する患者さんもいらっしゃいます。
知覚過敏を抑えるための方法がいくつかありますが、当院ではフッ素を塗ることで症状を緩和しています。
また知覚過敏を抑え歯を白く保つ効果のある歯みがき用ペーストなども用意しています。
料金
ホームホワイトニング | (上下両方の場合)トレー作製+10%ジェル2週間分 25,000円 (上下どちらか片方の場合)トレー作製+10%ジェル2週間分 15,000円 |
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オフィスホワイトニング | (35%ジェル使用) 上下両方 1回 15,000円 |
治療に伴うリスク
一次的に知覚過敏が起こることがあります。